感覚を楽しむ

カフカ 「審判」

先日、文学青年が遊びに来てくれて、またまたすごい話をしてくれました。
カフカの「審判」を読んだあとでしたので、前回よりさらに話がおもしろかったです。
ホントに文学青年に感謝。。。涙

僕は今回はじめて「審判」を読んだのですが、
3分の1くらい読んだあたりから、僕の中での変化を楽しむことができました。
それは、僕自身の存在への関心が薄れていく変化です。

僕が誰なのか、どこに向かって歩いていくのか、ということではなく、
僕自身を邪魔していたものが削ぎ落とされていく感覚です。
そのことで言葉も引っかかるし、自分を出し過ぎない。

僕の解釈によって、形を変えて僕の中に存在していたものが、
あるべき姿に戻っていくような感覚も、とても自由を感じることができる。

生意気なことを言っていますが、まだ感覚的に「こうなのかな・・・」と感じているレベルなので、
今以上に自由を感じるために、もっと本を読んでいかなければなりません。

もう一回、「審判」読んで、次は大江健三郎。
次回の会合も楽しみだー!!


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2011/10/04 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:生活

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